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語ることって大事

【漫画】『恋は雨上がりのように』 青色の雨ってほんとにあるのかな。【最終回】

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あなたは雨にぬれるのが好きですか?

 よく登場人物の心情を表すのに天候が利用されることがある。気持ちがモヤモヤしていれば曇りだったり、怒りが爆発すれば雷が落ちたりする、といった具合だ。『恋は雨上がりのように』(以下、『恋雨』)は、タイトルにもある「雨」を最大限に活用して、人物の心理的な変化や場面の出来事を象徴的に描いている。

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僕のアニメ黄金時代は、2007~2009年だったという話

 アニメ黄金時代、あなたはいつを思い浮かべるでしょうか?たぶん中学生とか高校生とか、そのあたりにアニメを見ていた人って、その時期が黄金時代になるんじゃないでしょうか。

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アニメ『ポプテピピック』に見る、ポップアート感と凸凹コンビの系譜の話

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クソアニメとは

ポプテピピック』、始まったね。困ったことに、 自らをクソアニメと自認するって、すごくクレバーな戦略に見えるんだよね。通常の評価軸が通用しないから、そもそも賛否両あってもスムーズな議論が成り立たなくなる。そのキチガイパワーで見るものを圧倒できるか、できないかが、この作品の価値となっているからだ。

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なぜ僕が『君の名は。』に対して、素直に素晴らしいと言えないのか。

はい、最近『君の名は。』が地上波初放送されました。私は見なかったですが、Twitterのタイムラインで感想が流れて来るのを読んでました。なかなかコアな話題もたくさん流れてきたので、それだけでも面白かったですね。

これまで新海誠作品を見てきた人にとって『君の名は。』は、特に『秒速5センチメートル』の衝撃からやっと解放してくれた記念碑的作品なのだ、という感想は僕にとっても心当たりがあります。

僕は、いまでも新海誠の最高傑作は、『秒速』だと思ってますから。だって考えても見てくださいよ。『秒速』を初めて見たのは、僕がまだ中学高校のあたりですよ?それに比べて『君の名は。』の時点で僕は、それなりに成長して、新鮮味をダイレクトに受け止めないで済む鎧を着てますからね。そんな僕が『君の名は。』が『秒速』を越えたなんて、本心からは言えないんです。

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【短い感想】『ラブ・アクチュアリー』(2003)

はい、25日にクリスマス映画を見ました。『素晴しき哉、人生!』と迷いましたが、まだ見てないやつにしようということで、こちらにしました。

 

原題は、『Love Actually』。「愛は、実際には」という感じでしょうか。この映画では、恋愛にまつわるいくつかのエピソードを通じて、「愛は、実際には」どんなものなのかを描いています。

 

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【短い感想】『オリエント急行殺人事件』(2017)

最近、短い感想とタイトルを打っておいて全然短くないので、最初に手短なまとめを書くようにしようと思います。

 

1、映像がよかったというより、舞台の装飾や小道具がよかった。お金がかかっているのがよく分かった。映画にとって大切な贅沢感はあった。

2、ただし、ポワロ役兼監督のおじちゃんの自己満映画なんでは、と思うくらいなんもなかった。ポワロしかなかった。

3、最後の晩餐を模したシーンがあったけど、白けた。

 

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【短い感想】『ブレードランナー2049』(2018)

はい、ブレランですね。もうそろそろ興行が終わってしまうと知って、焦りました。

見る前に、前作を復習しようと思ってTSUTAYAに行ったら全部借りられてて、しょうがないからファイナルカットのBD買いました。メイキングも見れたので、結果的に良かったかな。

 

ブレランは、人間とは何か、という根源的なテーマを扱っているけど、これは今作でも継承されてたね。じゃあ、一作目となにが違っているのか。

 

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